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UTSUSEMI / s/t [CD/New]
¥1,100
『 浦和の自由度の高過ぎるAvant Punk、2017年作. 』 '17. 浦和のシーンは独特で、「門外不出の秘伝のタレ」がそこら中に居る. やめた訳ではないものの現在活動が止まってるUTSUSEMIの2017年の1st. この間酔っ払ったメンバーに聞いたところ「これ2ndっす」って言ってたけど、「SURF」(2019年のテープ、これもめちゃくちゃいい) の前だと思うの、2017年録音だし. 誤解曲解なのを恐れずに言うとこのUTSUSEMI、Cap’n Jazzですよ、音的には似てるところ全くないけど. 誰の目にも情報過多なinputを延々と続けてこぼれ落ちたものをそのまま精製せずに指でなぞって地べたで繋げて描いた物語がギッシリとパッケージされたさま、「これ精製です」言われそうな気もしますがそれが成せるテクニックよ. Hardcore Punk界のジョナサン・リッチマン&ザ・モダン・ラヴァーズと言ってもいい、言い切ってもいい、いやHalf Japaneseか、... !西荻感のある!クラゲイル!. そもそも界隈がHardcore Punkじゃないところだと思うけど、あ、J.Mascisみたいな立ち位置ですごくいい、No Wave/Punkだけどちょいちょい懐の深さ覗かせるところとか. ちょいちょい挟んでくるうたものの良さもSweet Dreams〜Compare Noteあたりの日本のバンドの「忘れさられた70年代から失礼しますよ」という感じで. 飛び道具満載の自由度がすこぶる高いVenueとして名高い「居酒屋ちどり」の前身(経営者が違うんですが)「クークーバード」(メンバーですね)から地続きで情報過多で波に乗れない、乗る気もさらさらない感じも含めて大好物です. メンバーのベッドの下から陸揚げしました. 13Tracks.CD - JPN: PHONE(self-released) (new) UTSU1708 【新品/new】 [日本のロック/日本のPUNK/日本のALTERNATIVE/10s] [10/16/2022-40]
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象の背 / Tidyin’ Up My Room [CD/New]
¥1,650
'20. 京都ってやっぱり絶妙に極端なモノが出てくるなという印象を更新. 図らずも「温故知新」というか、芯にブレのない上に成り立つ絶妙な奇妙さが脱力感と共に肩を組む. この気の抜けた力強さって、LO-Fiムーブメントの中で完全に体ひとつ地面からヌルッと出ていたスティーヴン・マルクマスと同じ感覚じゃないですか. 初期の突然段ボールやサボテンみたいな感覚も併せ持ち、90年代だとThe Foxを想起したり、上がらない足の抜き差しでヨタヨタと笑いながら疾走する姿にカボチャック・シンパであるあたくしは対バンを見てみたいと想像するだけで楽しい毎日が送れていたりします. SlappingするHappyと言いましょうか. 1st. 11Tracks.CD - JPN: ZONOSE (new) ZNS2020-1 【新品/new】 [日本のポップス/日本のロック/AVANT POP/10s] [11/7/2020-45]
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the Lord Runners / s/t [CD/New]
¥1,650
'19. ex-Echoの斧寺先輩とex-ラジオの様に のマリナ先輩を中心にS.V.S〜ポンコツCATSと、R&Rと人生を模索するにあたり数多の難問珍問に応えてくれていた我々人類の父による啓示をうけた最新型、横須賀のR&R Priest、Lord Runnersによる福音. 詩の伝え方が伝承者のソレであり、口承するための音楽もお互いに楽しめるもので無ければすべてオジャンになるだろう、紆余曲折Post Hardcore Punk的に極々シンプルなR&Rに着地したやり方のGOSPELの風通し、痛快. Oh Lord, 言葉の残り方. Oh Lord, 気持ちいい. 7Tracks.CD - JPN: PRODIGAL SON (new) SON 001 【新品/new】 [日本のロック/GARAGE PUNK/R&R/10s] [9/25/2019-39]
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Kebab Johnson / Souvenir Views [CD/New]
¥2,200
'21. 東京&熊本現行ポップスの魔術師、5th. うわー、ヤラれた. いい意味でもそうでもない意味でもヤられた. なんでもそうですが、天井が見えた時に躊躇せず簡単に突き破ってしまう人って居るじゃないですか、アレですよアレ. マイルスが電化した時もそうだったし、永遠に回帰してしまったあの人たちもそうだった. やってもうてるがな!と思わせといてオレンジ色に黒光りするその所作で知らぬ知らぬのうちに酔わせて惚けさせるアレ. Crossover〜FusionからPost PunkとWorld Dance Musicが交錯したCompass Pointに毎夜詰めて製作されたと言い切って良いSmoothに背を向けたカウンターAORがPsychedeliaの染み込んだハンドルを握りしめ明けない夜のランプを通り抜ける、色彩はPhat. 正直安全安心を求めてたところがあったんですが、この全方位バランスの取れた雑食さ加減とトーンの暗さに明るい未来しか感じない奇妙さ、クセになるスレスレの奇妙さが位置情報を確認するのに丁度良い. 12Tracks.CD - JPN: BOZi (new) BOZi-007 【新品/new】 [日本のロック/日本のポップス/20s] [12/31/2021-52]
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torch / the first thing [CD/New]
¥1,528
'19. インターネットの普及が進み、九州の事情が明るくなったとは言え、あたしら本州の人間からしたらまだまだ未知なる部分が多い. 福岡のAlternative Bluesの怪物folk enoughの現在のなんとも言えぬグルーヴの屋台骨を創り上げるベースのシバタ氏の参加するtorchの1st. コレがとにかく凄い. このバタ臭さが異常なドラマティックさって'80年代のいわゆるJ-Popのソングライティングセンスと本人たちの意識してないところで発展したShoegazer感覚にメタルの抽き出しを装備したグランジの艶、イナタさと粋. '90年代Alternativeの旨味全部載せ. 間口広げるために言いますよ、ダサイこと言いますよ、日本語のエモいロックが好きな人は聴いた方がいい. 5Tracks.CD - JPN: no label (new) TFT-01 【新品/new】 [日本のロック/ALTERNATIVE/10s] [7/16/2019-29]
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herpiano / three [CD/New]
¥2,530
『 人生だからとくにまとめなくても良いような. 』 ’24. 静岡indie Rockの燻し銀. 3人になってのミニアルバムからもすでに8年. 桃栗3柿8かよ! 様々な事象からもう先が無い精神状態だったあたしが通販サイトにupし始める切っ掛けとなりに、けり、なのか? でもって3人編成になってのミニアルバムの時に書いたコメを見直してみた. 「擦った揉んだがあったかどうか分からないですが、擦った揉んだがあるのが何にしろ人生. 3人編成になり、飛び道具使ってるのかと思ったら、完全に地に足をつけてしっかりと地面を踏みしめるタイプのIndie Rock. ローカルの底力って、コレ. 80年代とか90年代の米ローカルIndie Popのスレスレ感ってあるじゃないですか、突き抜けてないけど暖まるヤツ、そしてウルっとするヤツ. アレですよ、まさにアレ. (2016)」 ついでに、Office Voidsとのsplitのコメも見直してみた. 「静岡のGuitar Pop/Indie Popと東京Hardcore Punkのsplit. 東海岸’90s感溢れ力強い一枚. あの頃のHardcore Punkのひと達が次のステップを踏んだ時に溢れたメロディ搭載. 静岡'90〜'10年代の混沌(この場合全然音楽的な意味じゃないです)を自身の生活と共に生き抜いたメロディとアンサンブルに大泣きしますし、このどうしようもない時代に声を上げる重要性を感じしてしまう、抑圧・バジェット感の中でもがく姿が印象的な東京のコンボの生き様. Indie Rock〜Melodic Punkの切り口の中での燻し銀スタイル、両者とも声とバンドの奏でる音楽の届き方が素晴らしい、泣いた. 」 自分のコメントに 泣いた. 人生. さておき. 3rdアルバム. リード曲と思しき「VHS/TONIGHT」にすべて集約してる気もするけど、全曲それぞれ持ち味があるしアルバムの流れもうっすらと雨雫から大河に例えられる人生のようで. レコード屋泣かせのパッケージも余白や行間を含めて肩肘張らない普段着感とちょっとした背伸びのよそ行きの装いが駄弁ってるようで実にいい. 何度となく聴き終えて「SUPERCHUNKは何で最高なのか?」ってのを仲間内で話していた時の感覚と同じ感覚がいま産まれたところです. サブスクもちょー最高だと思うけど、CDってのも手がかかるところがほんと最高. 歩く. 11Tracks.CD - JPN: thousand leaves creative partners (new) no# [日本のロック/INDIE POP/20s] [7/1/2024-27]